ハンドメイド品を販売するのに最適なサイトは?ハンドメイドサイトやショッピングモールから比較

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ハンドメイド作家になるには?』で簡単に販売するサイトを紹介しましたが、もう少し詳しく説明します。

順位は売上順で実際に私が登録済みのサイトのみの比較になります。

1位:minne(ミンネ)

GMOインターネット株式会社のグループ企業のGMOペパボ株式会社が運営しているハンドメイドサイトです。

サービス開始日は2012年1月17日から

最大級のハンドメイドサイトでスマートフォンアプリは2017年末には863万ダウンロードを突破しています。

minnneの商品流通金額も2017年は102億円で前年同期比で22.6%の増加率です。

成約手数料は作品価格に税抜10%の金額で送料には手数料は発生しませんが送料無料で販売すると作品代金に隠れた送料にも手数料が掛かった感じになります。

売上の振込は月に1回で、毎月月末〆の翌月末支払いです。例えば、2月に発送が完了した作品の代金は、3月末になります。

振込手数料は172円です。

1位の理由ですが実際に一番売れている事と商品の出品や管理がしやすい事です。creemaにはないオプション機能もあるので工夫をすると利益を増やす事も可能です。

2位:creema(クリーマ)

元ミュージシャンが創業したハンドメイドサイトです。

サービス開始は2010年から

2016年にはKDDIやグロービス・キャピタル・パートナーズから11億円の資金調達をしています。

2017年にはcreemaアプリが500万ダウンロードを達成。

商品流通金額が2016年度は100億円突破見込みと言われていて4年連続400%の伸び率となっています。

成約手数料は3ヶ月毎の確定売上金額に応じて決定されます。

1~3月、4~6月、7~9月、10~12月と期間は区切られています。

海外販売・食べ物以外のカテゴリの成約手数料は税抜12%が基本手数料で

3カ月9万以上の売上で税抜9.5%

3カ月21万以上の売上で税抜8%

となっていて、ある程度販売できるとminneよりも手数料が安くなります。

1取引あたり税別40円の決済手数料も発生します。

振込手数料は

・合計金額が30,000円未満:172円(ジャパンネット銀行の場合は54円)
・合計金額が30,000円以上:270円(ジャパンネット銀行の場合は54円)

と記載されています。

2位の理由ですがminneの次に売れる事と手数料を下げる事も出来る事です。2018年5月時点ではオプション機能がありませんのでミンネと同じように販売できないのが欠点です。

3位:BASE(ベイス)

サービス開始時には話題となったネットショップが無料で作れるサービスです。

鶴岡裕太、家入 一真がBASEを共同創業。家入氏はminneを運営しているGMOペパボ(paperboy&co.)の創業者です。

2018年2月にはBASEアプリが400万ダウンロードを達成しました。

2017年2月に100万ダウンロードを達成したとニュースなっていますので一年間で300万ダウンロードと急成長しています。

手数料ですがBASEかんたん決済手数料が必要になります。

欠点として送料にも手数料が掛かりますので大型の商品を販売している人には割高になります。

BASEかんたん決済手数料(商品代金+送料)に3.6%+40円とサービス利用料(商品代金+送料)の3%になります。

手数料が2種類ですが合計6.6%+40円なのでminneやcreemaよりも手数料が安いですが送料にも手数料が掛かりますので注意してください。

振込手数料は250円で事務手数料も発生します。振込申請額が2万円未満の場合は500円で2万円以上は無料なので2万円の金額が貯まったら振込申請をした方が良いです。

3位の理由ですがBASEの集客力もある程度あるので何もしなくても商品が売れやすい事です。手数料も安いと思います。

4位:ヤフーショッピング

ヤフーが運営しているショッピングモールです。

ヤフーショッピングアプリのダウンロード数は不明ですが、VALUES eMark+の統計データではユニークユーザー数(アプリを起動した人数)が740万人となっています。

ヤフーショッピングはソフトバンク会員をターゲットにしていて全体の12%の利用で、さらに割合は高くなると思います。

ヤフープレミアム会員向けのポイント還元も効果があって2017年はヤフーショッピング利用者の64%を占めています。

2013年10月頃より出店料・月額費用が無料になって登録ショップ数が大幅に増加しました。

2017年3月には51万4000店舗を達成しています。

手数料は商品代金の2.5%をTポイントの原資として徴収されて、アフィリエイト経由で購入の場合は商品代金の1%にアフィリエイトパートナー報酬原資、アフィリエイトパートナー報酬原資の30%がアフィリエイト手数料として徴収されます。

お客様の決済方法がヤフーショッピングのクレジットカードやモバイル決済の場合も手数料が発生します。

クレジットカード決済が税抜3.24%、ヤフージャパンカードなどのワイジェイカード系のクレジットカード利用の場合は3%

キャリア決済は税別4.48%

モバイルSuica決済は税別3.6%

コンビニ決済は税別1件150円~300円

ペイジーの銀行振込決済は税別1件150円

Yahoo!マネー・預金払いは税別3%と細かく手数料が変わってきます。

手数料が変動しやすいので最大8%程度になります。

振込手数料は無料となっています。

4位の理由ですがヤフーショッピングも売れやすいのですがショッピングモールなのでハンドメイドに興味の無い人も多いので客層の評価が若干厳しめに感じます。

STORES.jp

2012年8月から始まったネットショップが無料で作れるサービスです。

2016年9月には70万人が利用しています。

BASEと似たサービスですが、登録するだけでは売れないです。

自力で集客する必要があるのでBASEを利用したほうが良いです。

手数料は決済手数料5%です。コンビニ決済とキャリア決済は購入者負担の200円が発生します。

振込手数料は250円です。

売上金が翌日もらえるスピードキャッシュがあって通常の手数料に追加でスピードキャッシュ手数料3.5%が発生します。

サイト名成約・決済手数料振込手数料
minne税抜10%172円
creema税抜8~12%3万円未満172円、3万円以上270円、ジャパンネット銀行の場合は54円
BASE6.6%+40円(送料も対象)振込手数料250円と2万円未満は事務手数料500円
ヤフーショッピングTポイント原資2.5%+アフィリエイト経由は1%~、ヤフー決済方法を利用すると手数料が発生なし
STORES.jp決済手数料5%250円

まとめ

他にもメルカリ(フリマアプリ)、ヤフオク(オークション)、ラクマ(フリマアプリ)、iichi(ハンドメイドサイト)なども試してみたいですが

現状、受注した商品を製作するのが精一杯の状態なので、注文が落ち着いた状態で試してみます。

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