とても単純ですが摂取するカロリーより、消費するカロリーの方が多いと痩せます。
しかし、カロリーを消費するためにジョギングや筋トレをしても痩せない・・という経験はありませんか?
食事誘発性熱産生は食事によって消費されるエネルギー。
「食べる」という行為自体にもカロリーを消費します。
意外と少ない身体活動消費ですが、普段の生活で通勤、
買い物、家事、育児といった行動やランニングなど
ダイエット目的の運動もこれに含まれます。
残り7割を占めるのが基礎代謝です。人間は寝ている時ですら体内で脳や臓器が働き血を巡らせて食べた物を消化したり、
生きるため絶対に必要なエネルギーとして多くのカロリーを
消費してます。基礎代謝量を上げることがダイエットの基本なのです。
基礎代謝のなかでもとくに4割以上が筋肉を維持するのに使われるので、
もともと筋肉量の少ない女性の場合、20代後半から下がり始め35歳を過ぎてからは
急激に下がっていきます。
私たちが生きていくうえで食べることは絶対に欠かせませんが、その上で酵素がとても重要な役割を果たしています。
酵素は大きく分けて食物酵素(体外酵素)と潜在酵素(体内酵素)があり、
食物酵素(体外酵素)とは加熱していない生の食品(生肉・生魚・生野菜・フルーツ・キノコ類・野草)などに含まれています。
もうひとつの潜在酵素(体内酵素)は私たちが一生分の酵素として、生まれつき持っているものです。
体内酵素は消化酵素と代謝酵素に分かれてそれぞれの役割をしますが、1日に作られる酵素の全体量は決まっているので、
消化酵素が大量に必要な体内環境では代謝酵素が減ってしまい、基礎代謝能力が落ちるという結果に。
自然の動物や植物には、それらを食べた場合に消化できるよう酵素が含まれています。
しかし酵素は熱に弱く一般的には50℃前後の熱で活動が停止してしまいます。
ですから生の野菜やフレッシュフルーツを摂るのが良いですが現代の食生活では、
焼いた肉や、加工品の添加物、糖分も多く摂取するので酵素不足になりがちです。
それにフルーツは糖分が多く、摂りすぎると消化酵素がたくさん必要になります。
酵素を含んだ生の食材を食べるほかに、重要とされるのが発酵食品の存在です。
発酵とは食品に含まれる栄養素を、酵素や微生物の働きによって身体に良い成分を作り出すことです。
昔からチーズやヨーグルト、ワインなど世界中で発酵食品は作られてきましたが、
日本人は味噌、納豆、麹(こうじ)、漬物、酒粕、しょうゆ、ぬか漬け、お酢、日本酒など、
多くの発酵食品を日常で摂取してきました。
日本古来の和食が太りにくい体を作り、健康を維持してきたことが納得できますね。
たくさんの発酵食品がありますが、どれを食べても同じ、というわけではありませんよね。
腸内をきれいにする善玉菌や、血液中で血糖値やコレステロールを抑えるもの、
抗酸化作用のあるものなど様々な働きを持っています。
よく「酵素を体外から摂取しても直接吸収できない」や、「酵素ドリンクは製造上、加熱するので酵素が死んでいる」といった
意見も聞かれますが、酵素そのものを取り入れるのではなく、酵素の働きによって生まれた物質が、
体に良い作用をもたらすという発酵食品の正しい知識を持っていれば酵素ドリンクを飲む意味がわかりますよね。
酵素ドリンクは清涼飲料水になりますが原材料を見ると「植物発酵飲料」ときちんと明記されているはずです。
酵素ドリンクの原材料名を確認します。ホームページによって、
大きく原料名にたくさんの種類が紹介されていますが、
商品名などと一緒に明記されている原材料名の欄には、
内容物の多いものから掲載する義務があるので一番最初に書かれている
主成分が「○○○糖」では酵素の純度が低いように思います。
ある程度の糖分は発酵段階で微生物の栄養分として必要ですが、
その場合「植物発酵エキス(○○糖、原料食材の名前)」のように原材料の発酵に使ったことがわかるように書いています。
また、この時に白砂糖ではなく黒糖やはちみつを使うなど健康への配慮がされている商品のほうがおすすめです。
当サイトでおすすめしている酵素ドリンクは、砂糖を加えずに酵素が作り出す麦芽糖を抽出・利用するものもあります。
極力、原材料に発酵物だけで作る努力をしている酵素ドリンクがおすすめです。
100種類以上など、たくさんの原材料を列記していようとも、
それらは安全に管理されたものであることが前提ですよね。
スーパーで野菜や果物を買うときに産地がどこか?確認するのと同じです。
そして、製品をつくるときに添加物を入れないというこだわりも大切です。
たいていの市販品には保存料が含まれますが本来、
発酵食品は発酵が十分な状態であれば腐りにくくなっています。
保存料に含まれる添加物は体内で消化吸収するのに大量の消化酵素を消費してしまいます。
健康飲料として飲み続けるのであれば無添加のほうが絶対におすすめです。